2007年10月27日
薬になる野菜!春菊!

これからの季節には「鍋でしょ!」っと言うと「春菊」でしょ。
今日は春菊情報を教えちゃいますね。
春菊は青臭い野草のような香りがしますが、これは、精油成分を含んでいるからです。
この成分は、胃腸を整えるのに効果があり、更に、食物繊維も含んでいるので、
便秘の効果も期待できるでしょう。
そして、カロチン・ビタミンB、C、カルシウム、カリウム、鉄分、アミノ酸など、
バランスよく含んでいますから、高血圧、神経痛、扁桃腺炎、のどの痛みにも
効果がありますよ。
特に、カロチンは、ゆでると生の倍近く栄養が増すので、春菊は鍋のものには
欠かせない材料と言うわけです。
鍋物の野菜は何でも入れれば良いって物じゃなかったんですよ。

春菊の繊維は生でも食べられるくらい柔らかいのですが、おひたしにしても効果的。
毎日すこしずつでも食べ続ければ、胃腸が整い、便秘にもいいですよ。冷え性の人にもね。

せきやたんで困っている時は、春菊の煎じ液です。春菊100~150gを水500~600ccで
半量になるまで煎じます。2~3回に分けて飲みます。特にしつこいたんが取れ、楽になります。
もちろん、せきも治まります。


風邪の扁桃腺炎は熱が出て気分がよくありませんね。煎じ液でうがいをしましょう。
煎じ液は春菊100gを1リットルの水で煎じたものを使います。
これで頻繁にうがいをしてみてください。また、扁桃腺炎だけでなく、本来の風邪もよくなりますから
春菊、長ねぎ、豆腐、を入れたアツアツの味噌汁を作り飲んで、ゆっくり休みましょう。