2007年10月17日
薬になる野菜!しょうが!
日頃の生活習慣が悪いと、この季節の変わり目なんかで風邪をひきますよ。
今日は、そんな時に役に立つ「薬になる野菜!しょうが」をご紹介しましょう。
しょうがとは?何者?
原産地はインド。独特の辛味と香りが持ち味。
辛味成分は、ジンゲロン、油性ショウガオールで、臭み消しや強力な殺菌作用を持ち
吐き気を抑え、食欲を増進させる働きがあるんです
更に、芳香成分により、発汗、解熱、健胃、消炎、保温作用などがあるので、
風邪、下痢、腹痛、胃痛、肩こりなどに薬効があるんです
風邪をすばやく治すしょうが湯
しょうがの発汗、解熱作用を利用します。
しょうがの使い方は、風邪により色々ですが、一番早く効くのが、
しょうが湯です
しょうが1欠けら10g位をすりおろし、これに熱湯を加えてあつあつを飲みます。
身体が温まり、汗が吹き出てきますよ。
それで、熱が下がったら成功ですね。明日は大事なテストや、打合せと言う時には、
短期撃退法として最高せすよ。
忘れちゃいけないのは、汗を吸収すること。肌着はマメに着替える事。
また、せきやのどの痛みが有るときは、これにハチミツを入れると更に効果的です
それでも、のどの痛みが引かない時には、別に、塩水にしょうが汁を加えてうがいをしてみると
のどの痛みが早く好くなります
熱が出た時は、くず湯が早く効く
くず粉を水で溶いて火にかけ、少しとろりと粘ってきたら、砂糖とおろししょうがを加えます。
身体が温まり、ゆっくり休めば熱も下がり元気が戻りますよ
胃腸の調子がおかしい時には、しょうが汁
食欲がない、胃腸の調子がおかしい、下痢ぎみ、おなかが痛いなどの時には、
しょうがの辛味と香りによる胃液分泌作用、消化作用、殺菌、消炎作用、食欲増進効果を
利用します。
しょうが50~100gほどをすりおろし、しぼり汁をそのまま飲むか、お湯で割るかブランデーを
少量加えるなどして飲みます。(しぼり汁は二日酔いにもいいよ。)
効き目が早く、効果絶大です
胃痛に良く効く黒焼き
胃痛、胃炎、の場合にはしょうがの薄切りを焼いたものを利用します。
胃痛、胃炎もそれほどひどくない、シクシク、チクチクと言った痛みの時は、
しょうがを薄くスライスしたもの5~6枚をアルミホイルに包んで焼きます。
これを器に入れて上から熱湯を掛けます。そして、上澄み液を飲むと、
シクシクが治まってきますよ