2011年11月13日
風邪にはご用心2

これは元気が出る食事ですよ

栄養のある物食べてよ。
昨日の続き書いてみるね。

葛の中でも風邪に対して薬効があるのは、地下30cmより深い部分の根です。
漢方ではこれを葛根といいます。風邪に煎じて飲む時は、葛根湯といいます。
葛には、発汗、解熱作用があります。風邪のひきはじめ、肩や首のこった感じ、
痛みに有効です。市販のくず粉でつくるくず湯も滋養作用があり体をあたためるので
、風邪のひきはじめや回復期に効果があります。

漢方ではミカンの皮をよく乾燥させ、陳皮といって使用しています。
咳や痰を鎮める作用があります。陳皮の煎じ汁が咳や痰によく効きます。
果肉を食べたり。ジュースにすれば水分やビタミンCの補給、食欲増進に役立ちます。
果肉は体を冷やす作用があるので、冷え症、腎炎、膀胱炎になりやすい人が
多食するのはあまりおすすめできません。

なしは絞り汁として、リンゴはすりおろして食べるとよいでしょう。

玄米はバランスのよい栄養を含んでいますが、
消化が悪いのでやわらかいお粥やスープにしてよくかんで食べましょう。
ショウガやネギを加えると体がよりあたたまります。
かぜによい食べ物を症状別に分類すると・・・

ねぎ
レンコン
玄米

ナシ、大根、はちみつ、白クラゲ
ゆり根、 びわの葉
などがよいです。

陳皮(みかんの皮)、ゆず などがよいです。

ダイコン、とうがん、ナシ、海草類、柿 などがよいです。

にんにく、ショウガ、ねぎ、 陳皮(みかんの皮)、ぎんなん、くるみ
などがよいです。

体を冷やす作用のある食べ物は、のどや口の乾きをよくしたり、
熱を下げる作用があることもありますが、悪寒のあるような風邪の初期に
とるのは望ましくありません。
トマト、きゅうり、なす、トウガン、すいか、 柿
ほうれん草、ハクサイ、セロリ、そば、貝類(アサリ、シジミ、カキなど)

たけのこは、喘息を悪化させます

もち米や、せんべい、もちなどは、 せきや喘息を悪化させます

生のブリ、みかんの多食は、せきや喘息を悪化させます

大豆は、アレルギー性の喘息を悪化させる可能性があります

塩 極力少なめにしてくださいね。
(今日の一言)
好きな事だから、やれる

仕える事、お役に立てる事だから
続けられる

2011年11月12日
風邪にはご用心!

風邪が流行ってるみたいですね

これから寒くなってくるから、みなさん気を付けてよ。
「医食同源」

毎日の食事が大事ですよ。
今日は、久しぶりに風邪に効く食べ物書いてみようかな。

消化が良くて栄養豊富

卵はタンパク質ビタミンが豊富

白身には、リゾチームというのどの痛みや
痰を切る薬に使用される成分が含まれています。
胃腸に負担の少ないミルクセーキはお勧め。
卵酒は、風邪の引きはじめの微熱によく効きます。
ただし、高熱にはかえって悪化を招くことがあるので注意を必要とします。
卵アレルギー、お酒の弱い人には向きませんよ。
ダイコンは、のどの痛みや咳に
ジアスターゼなどの消化酵素が豊富で消化促進だけでなく
咳をとめたりや痰を出しやすくしてくれます。
にら 胃腸が弱った時に
にらの強い臭いのもとはアリルという物質で自律神経を刺激したり、
冷えた胃腸や内臓の調子を整えます。ビタミンA・B・C、カルシウム、カリウム、
鉄も多く含まれています。血液の循環もよくします。
にら雑炊やにら粥は体があたたまり、より効果的です。
ネギは、体をあたためます
風邪のひきはじめによく効くと思います。
熱があり寒気がして汗がでない時に有効です。
辛み成分や香りの成分、硫化アリルに発汗作用があるといわれています。
ネギの白い部分は漢方でも使用します。
葱白といい、熱をだして体をあたためる作用があります。
ショウガは、咳と痰切りに
風邪の時の頭痛、せき、鼻づまり、冷えに効果があります。
辛み成分には殺菌力も期待できます。
梅は、解熱作用があります
うめぼしを黒焼きしたものは昔から咳止めや解熱に使用されていました。
梅干しの種子をとってねり、熱湯かうすい番茶をそそぎ、
必要によってははちみつで甘味をつけると飲みやすく、
体があたたまり、熱を下げます。
また、梅肉エキスは食あたりや下痢、嘔吐、腹痛に役立ちます。
どうでしたか・・・
お役にたちそうですか。
健康が1番。風邪を引いたら熱燗飲んで治そうかな

(今日の一言)
頭で考えすぎると
息詰まるよ
