2008年11月27日
ごはんを食べない女性は・・・!!

ロンドンに出没した「食パン男」だって

ごはんを食べない女性は「乳がんになりやすい」



乳がんは2000年から、女性がかかる疾病のトップになっています。
それも、40歳くらいをピークに若年化する傾向にあります。
乳がんは、昔欧米に比べて日本には少ないと言われていたんですが、最近では女性の25人に1人が
乳がんになると言われ、20年前に比べると死亡率、死亡者数ともに4倍に増えています

そこで、ある病院の先生から教えて頂いた情報なんですが、
その先生は病院で患者さんに食事指導をされているんですが、そこでもっとも多く指導されているのが、
乳がんの患者さんなんですね。
そして、患者さんにこれまでどんな食事をしてきたを尋ねねてみたところ、
少なくとも、7割以上の人が朝にパンを食べているそうなんです

20代、30代に限れば、ほぼ全員がパンを朝の常食にしているそうです

パンが問題と言うより、脂質だらけの食事、添加物にまみれた食事を毎日、続けてきた事に問題が
有るんですよと先生は言われます。
患者さんの食生活の最大の特徴は、ごはんが異常に少ない事

朝はパン食が当たり前になっています。
パン食ですから、おかずは当然、油を使ったもの、ドレッシングをかけたサラダ、それに、
美容に良いからとたくさん果物を食べます。
つまり、パン、油、砂糖、果物でカロリーを取っていたんです。
それだけでも異常なのに、お昼はヨーグルトだけ、健康食品だけ、あるいは、キャベツの千切りだけ
と言った訳の解らない食生活をしている人もいるそうです

また、パン食だと何か物足らないので、しょっちゅう甘いお菓子やケーキ、クッキーを食べているそうです。
味噌汁を毎日、3杯以上飲む人では、飲まない人に比べ、乳がんの発症率が4割も低いそうです

これは厚生労働省の調査結果です。
大豆に含まれる成分が影響していることや、大豆に含まれているイソフラボンが影響しているのではないかと
いう話もありますが、とにかく、極めてごはんを中心とした和食を取っていると、そういう結果が出るのでしょうね。
乳がんの発症は、食生活だけに原因があるのではありませんが、高たんぱく、高脂肪、高カロリーの
欧米化した食生活も大きな要因になっていると思います。
ごはんを食べない人と、乳がんの発症に深い関係が有ることを示すデータがありました

これは都道府県別のデータなんですが、
ごはんを最も食べない地域順位です。
1位・・・沖縄県
2位・・・東京都
3位・・・大阪府
4位・・・神奈川県
5位・・・埼玉県
6位・・・北海道
そして乳がんの発症率を地域別で見てみると、
1位・・・東京都
2位・・・神奈川県
3位・・・大阪府
4位・・・北海道
4位・・・千葉県
6位・・・福岡県
(福岡が6位に入ってるよお

沖縄には「身体にいいもの」をとるのが食事だという独自の食習慣があるので、
ごはんを食べるのが少なくても、乳がんの発症率が低いんでしょうね。
実際、乳がん死亡率の低さでは全国2位でした

沖縄の女性はほとんど乳がんには掛からないみたいですね。
厚生省のデータを見させてもらって思うことは、単に「ごはんがいい」「パンが悪い」「大豆製品をとれば安心」
というのではなくて、朝は「ご飯」と「味噌汁」「漬物」のお茶などをベースにした食事など、
「日本の伝統的な食習慣がいいんじゃないかな」と僕は思うんですが・・・
みなさんはどうですかね

あなたに全ての良き事が雪崩のごとく起きます


