2007年12月12日
えっ!怖いよ!ノロウィルス!
今流行ってますよね!
インフルエンザも!
これらは、その人の免疫力が下がっている人が特に掛かる病気なんだそうです
今日は、食生活が悪くまた、ストレスなどで免疫力が落ちている人が
掛かり易い、「ノロウィルス」特集でいきますよ
じゃあノロウイルスってどんなもの?
普通の細菌よりずっと小さく、電子顕微鏡でなければ観察できないほど小さな粒子です。
ウイルス粒子だけでは、増えることができず、
人間の生きた細胞の中でのみ増えることができるのです。
どんな食べ物でこの中毒になるの?
以前はかきを含む二枚貝による食中毒が多く報告されていましたが、
近頃は二枚貝を喫食していない事例が増加しています。
このウイルスを持った人がトイレの後で手をよく洗わずに調理をすると、
ウイルスが食品に付着してしまい、汚染された食品が食中毒の原因になると考えられます。
また、少量(数個から100個程度)でも感染するので、食べ物だけでなく、
人→人、人→器具→人などの感染もあります
ノロウイルス食中毒は年間を通じて発生していますが、
特に気温の低下する冬季(11月~3月)に多く発生します
だけど、食べ物の中では増えないはずなのに、ちょっと食べ物を汚したぐらいで、
なぜ、中毒を起こすの
このウイルスは、人間の体内で増えるので、糞便の中には多量に出てきます。
また、非常に少量(数個から100個程度)でも感染しますから、
ちょっと汚したぐらいと思っても安心できないんです。
なぜ、貝が原因になると言われているの?
最近は二枚貝を含まない食事を原因とする食中毒も多く発生しています。
しかし、二枚貝以外の食品からウイルスを検出することが難しいことなどから、
原因食品を特定できない場合が多いのです
二枚貝は大量の水を吸い込んでえさを取り込んでいて、
えさと一緒にウイルスを体内に濃縮しているようです。
これを主に冬場、生で食べて食中毒になった事例が過去に多く報告されていたため、
貝が原因という印象が強いのではないかと考えられます。
かきには「加熱用」と「生食用」があるから、「生食用」なら大丈夫でしょう
「生食用」とは細菌の量によって決めているので、
このウイルスが含まれていないという保証ではありません。
でも、新鮮なうちに食べれば大丈夫なんでしょう
保存方法が悪いから貝の中で増えるというものではないので、
新鮮なものでも食中毒になる恐れがあります。
ところでこの食中毒にかかると、どうなるの
食べてから症状が出るまでに、通常1~2日かかります。
主な症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などです。
一般的には比較的症状は軽く1~2日で治りますが、
まれに1日20回程度の激しい下痢をすることがありますので、油断は禁物です。
案外早く治るでしょ
症状は短期間で治まりますが、その後1週間ぐらいは、
便にウイルスが排出されるようですから、調理前の手洗いはしっかりして下さい。
冬場によく起こるってタイトルにもかいてあるけど、どうしてなの
冬にノロウイルス感染症が流行するとともに、この食中毒も多く発生がみられます。
このウイルスを持った人が調理するときに食品を汚染してしまうことも増加すると考えられます。
どうやったら食中毒にならずに済むの
食品はしっかり加熱しましょう。
特に子どもやお年寄りなどの抵抗力の弱い方は、中心までよく火を通すように注意してください。
また、かきなどの二枚貝は加熱して食べる方が安全です。
調理する人は、トイレのあとや調理前に十分手を洗ってください。
特に営業者の方は、これらの点に細心の注意を払ってください。
手洗いと、うがいは基本
それと栄養の有る物を食べて、お風呂に入る。シャワーだけはダメですよ
身体を温めるのも基本です
食べて健康。これが「くう達者」の願いですから